いびき・睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群

 いびきで呼吸が止まっているといわれたことがある方,昼間に眠気を感じる方に睡眠時無呼吸症候群が隠れているかもしれません.

 夜眠っている間に呼吸が止まる,浅くなることによって昼間の眠気,高血圧,糖尿病,生活習慣病から突然死の原因になることや,交通事故を引き起こすなど社会問題にもなっております.患者さんの数は推定200万人,20人に1人と言われていますが実は多くの方が診断,治療を受けていないといわれております.睡眠時(Sleep)無呼吸低呼吸(Apnea-Hypopnea)症候群(Syndrom),略してSASです.

 いびきのある方で昼間の眠気のあるかた,血圧の高い方,糖尿病のあるかた,疲労などの体調不良のあるかた,夜中に何度も目を覚ます方,一度検査をお勧めします.

Q どんな症状ですが?

A 夜間のいびきと昼間の眠気があれば疑います.昼間眠くなんてないよという方もいらっしゃいますがSASの眠気は寝落ちのように眠気を意識することなく急にでることがあります.いびきの気になるかたは一度検査をお勧めいたします.女性のかたですといびきの相談には抵抗があるかもしれません.昼間仕事されていない方ですと昼寝が習慣化されているかもしれません.女性のかたでいびきまたは昼間の眠気気になる方女性医師の外来日にご相談ください.他にも夜間の頻尿,高血圧,高血糖,生活習慣病,不整脈,心不全などをきたすことがあり,これらがある方も一度検査をお勧めいたします.

Q 太ってないけど私SASですか?

A 欧米人のように体の大きな方の発症とは違い、比べて日本人の場合顎が小さい方が多くそのために空気の通り道が細くなってしまうことがあります。いびきや昼間の眠気があるかたは太ってなくても注意が必要です。

Q 検査はどうするのですか

A ご自宅にて簡易式睡眠のモニターにて行います.簡易式でははっきりしない場合は専門施設での検査が必要となります.まずは簡易検査を受けていただき,精密検査が必要な場合提携医療機関で入院予約までこちらでおこない,外来,検査,予約など何度も足を運ぶことがなるべく無いようにさせて頂いております.

Q 治療はどのようにするのですか

A CPAP(シーパップ)という機械を夜間につけると夜間の無呼吸の回数が無呼吸のない方と同じレベルに改善します。その後血圧が下がったり、検査の値が改善したりと体全体が良い方向に向かってきます.保険適応の治療となります.

A2 ナステントと呼ばれる鼻から挿入するチューブ状の医療機器です.チューブの先端がのどちんこ付近まで達していびきの原因となる軌道の閉塞や寝苦しさ,睡眠時の頻回の覚醒の予防,また呼吸を楽にする効果が期待できます.自費診療となりますので機器には保険が使えませんが,CPAPの適応とならない軽症のSASの患者様や旅行中の無呼吸対策などに効果が期待できます.

​CPAPご利用の患者さんの再診については予約を受け付けておりますのでどうぞご利用ください.(予約外も可能です)